今回は『龍が如く7 光と闇の行方』中盤レビューになります。
おもに
- バトルシステム
- おすすめジョブ(中盤まで)
について、少し掘り下げてレビューしていきます。
バトルシステム
今作『龍が如く7』のバトルシステムは
【ライブコマンドRPGバトル】
と呼ばれています。
特徴を大きくまとめると、以下の4つが挙げられます。
- ターン制バトル
- ジャストアクション(極み技)
- デリバリーヘルプ
- ジョブシステム
ターン制バトル
いわゆるアクション(『龍が如く』シリーズでは”喧嘩アクション”と呼ばれている)ではなく、ドラクエのような「ターン制バトル」に大きく舵を切りました。
とは言え、ただのターン制バトルではないです。
ポジショニングが結構重要
敵にエンカウントするとエンカウントした場所でバトルが発生するのですが、敵も味方も絶えず動いています。
その中で「戦う」を選択すると、プレイヤーがターゲットまで走って攻撃に行きます。
もし、この間に軽い障害物(瓶ケースなど)があれば、それを蹴り飛ばして相手に追加ダメージを負わせることも可能です。
また、武器(看板等)があればそれを拾って攻撃ができます(しかも、ダメージ量が大きい)。
とは言え、対象プレイヤーを好きに動かせるわけではないです。
なので、絶えず動いている敵と味方の導線を、うまく見極めて攻撃コマンドを入力することで、追加ダメージを与えることができるという、非常に画期的なバトルになっています。
巻き込みと車轢かれ
また、”巻き込み”という概念もあります。
プレイヤーの攻撃で、敵を吹っ飛ばした際、吹っ飛ばした先に敵がいると、その敵も吹っ飛ばされ追加ダメージを入れることができます。
さらに、”車轢かれ”というのも存在します。
プレイヤーの攻撃で敵を吹っ飛ばした際、その敵が道路に飛ばされ、かつ、車が走行していた場合、敵が轢かれます。
これが初めて成功した時、思わず笑ってしまいました。
この追加ダメージの発想は、『龍が如く』じゃないと絶対生まれなかったと思います。
敵の妨害
逆に、プレイヤー側には「攻撃を妨害される」という概念も存在します。
例えば下図のように、奥の敵にとどめを刺そうと攻撃に行くとします。
すると、手前にいる敵が攻撃を妨害してきます。
しかも、妨害されたらダメージを受け、かつ、自分のターンは終了してしまい、結果として敵も倒せずやられ損になります。
実は、こういったシーンは結構発生します。
敵が密集している場合は距離感が掴みづらくなるので、思わぬとこから妨害されるケースがよくありました。
ジャストアクション(極技)
また、「極技」というコマンドがあります。
いわゆる魔法やスキルのような効果を持つ技です。
極技発生中に、
- タイミングよくボタンを押す
- ボタンを連打する
と、ダメージ量がUPするというものです。
これは、『ファイナルファンタジーⅩⅢ-2』でも見られましたね。
デリバリーヘルプ
『ファイナルファンタジー』でいうところの”召喚獣”に当たります。
しかし、
ただの召喚獣ではありません!
デリバリーヘルプです!
しかも召喚方法が画期的で、
- MP消費型ではなく「お金消費型」
- 初回は無料
- 召喚するものによっては、「昼出勤NG」や「VS人間以外NG」といった条件がある
と、これまでのゲームにないほど独創的です。
ちなみに、『ファイナルファンタジー』みたいな
こんなファンタジックなものじゃないですからね。
⇩こんな感じですからね。
メチャクチャ笑っちゃいますけど、そうとう強いです。
ジョブシステム
さらに今回は、ジョブシステムもあります。
ドラクエでおなじみなのであまり説明は必要ないと思いますが、キャラクターの特性を変えてその職業独自のスキルを活かして、バトルを有利に進めるシステムです。
ちなみに、ドラクエの”ダーマの神殿”みたいな感じじゃないですよ。
⇩ハローワークで転職(ジョブチェンジ)しますからね。
バトル難易度
今回のバトルの難易度ですが、序盤ははっきり言って簡単です。
ただ、中盤以降になると、レベルをキッチリ上げジョブ構成もある程度バランスよくしておかないと普通に全滅するくらい難しくなります。
特にジョブ構成は、しっかり見極めておかないと本当に痛い目にあいます。
なので、中盤まで役に立つジョブをキャラクターごとにまとめておきます。
おすすめジョブ
パーティーは、主人公の春日一番と足立・難波・紗栄子の4人のみで紹介します。
パーティー | おすすめジョブ |
春日一番 | 勇者 |
足立 | 解体屋 |
難波 | ホームレス・ダンサー |
紗栄子 | アイドル |
春日一番
春日一番は、ほぼ勇者一択という感じです。
攻撃力も高めで、極技がかなり役に立ちます。
極技は、全体攻撃もあり、「勇者の号令」という全員の攻撃力を上げるバフ(ステータス向上)系もあるため、かなり使いやすいです。
足立
足立は、解体屋が一番すんなり来ました。
攻撃力が非常に高いのと、足立専用スキルの「砕き独楽」との相性が非常に良いです。
しかも、「砕き独楽」は全体巻き込み攻撃ができるため、たいてい雑魚は一掃できます。
難波
難波は、ホームレスかダンサーが使いやすかったです。
ホームレスの場合、「臭い息」で相手の防御力を落とすことができたりと、デバフ(相手のステータスを下げる)系スキルがあるので何かと重宝します。
あと、ダンサーは好きですね。
極技で敵にダメージを与えつつ、自分の攻撃力や守備力を上げたりMPを回復できたりするのがGOOD。
また、難波はMPが高めなので、全体攻撃の「ウインドミル」を覚えると足立並みに雑魚を一掃できます。
紗栄子
紗栄子はアイドル1択です。
回復系の極技があり回復力も高いので、ヒーラーとして使えます。
また、敵を魅了状態にする「スマッシュステップ」はそうとう使えます。
この技、MP消費が少ない割に攻撃力が高いんですよね。
なので、「スマッシュステップ」で攻撃し「マジカルボイス」or「マジカルソング」で味方を回復。
しかも、通常攻撃はヒットするとMPも回復。
HPは低いのが難点ですが、この立ち回りが非常に有効的です。
まとめ
今回のバトルシステムは、「ターン制バトル」とだけ聞くと、聞こえは悪そうですが、中身はそうとう作り込まれたバトルシステムです。
しかも、『龍が如く』にここまで合うとは思ってもいませんでした。
その為か、今作の印象はそうとう良いです。
更に、ストーリーも素晴らしく個人的には『龍が如く0』に匹敵すると思います。
ジョブについては、中盤なので「これが完璧」というわけではないですが、個人的に使いやすいジョブでしたので、皆さんの参考になれば幸いです。
以上、『龍が如く7』のバトルシステムと、おすすめジョブについてまとめました。
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