【レビュー】『ドラゴンズドグマ2』の復活と無骨な魅力を徹底解説

ドラゴンズドグマ2

満足度8.5/10点満点

今回は『ドラゴンズドグマ2』のレビューになります。

前作から14年の月日を経て蘇った『ドラゴンズドグマ2』。

無骨なまでに『ドラゴンズドグマ』でした。

目次

ドラゴンズドグマとは

『ドラゴンズドグマ』は、オープンワールド型の3DアクションRPGですが、じつは、発売された当初はオープンワールドという言葉は一般的ではなく、また、そういったアクションゲームもほとんど存在しませんでした。

また、オープンワールドというよりは、徐々に行けるエリアが広かっていく「セミオープンワールド型」で、当時は「これをオープンワールドと呼んでいいのか?」という論争があったのを今でも覚えています。

さらに、これまでのゲームは「パーティー(仲間)とは一蓮托生」であったのに対し、「ボーン」と呼ばれる傭兵のようなシステムでパーティーを編成するという前代未聞のシステムを採用しました。

正直なところ、私も興味本位で購入したものの、最初はこれのどこか面白いのか全く分かりませんでした。

けど、プレイしだすとどこでやめればいいか分からないほど夢中に…。

結局、メインストーリーは3週し、エンドコンテンツの「ダークアリズン」を5週するほどハマり倒したのですw

では、復習の意味も兼ねて、『ドラゴンズドグマ2』の簡単なゲームシステムをご紹介しましょう。

無骨なオープンワールド

無骨なオープンワールド

前作の『ドラゴンズドグマ』はいわゆるセミオープンワールド的であると述べましたが、『ドラゴンズドグマ2』はエリアも広く基本的には一緒です。

ただ、ジョブによっては本来行けないところが行けてしまったりすることが結構あります。

これはある意味”ガバガバのオープンワールド”とも取れますが、『ドラゴンズドグマ2』は逆にそれが”味”になっており面白いです。

なお、オープンワールドの世界では一般的となったファストトラベル(任意の場所に瞬間移動)は、『ドラゴンズドグマ』の世界ではほとんど無いに等しいです。

ファストトラベル手段が極端に少ない

一応、起点となる「戻りの礎」なるものは存在しますが、私が確認する限り2つしかありません。

また、ファストトラベルはアイテム消費型となっており、そのアイテムもやたらと高いです。

移動手段は徒歩(ダッシュ)か牛車くらいで、馬に乗って颯爽と翔けるということも出来ません。

さらに、プレイヤーには重量制限もあるので無闇矢鱈にアイテムを取りまくるということも自重しなければいけません。

確かに、今の同じ様なゲームと比べると不便ですし、ストレスに感じることもあります。

それ故に、一度探索に出ると「帰るまでが遠足」を体現したかのような強い冒険感を味わえるのか『ドラゴンズドグマ』と特徴でもあります。

クエストを受ければ帰る頃には夜になっていることも多いですし、満身創痍で城にたどり着いたときは達成感とともに家に帰って来たような安堵感もあります。

これが結構クセになるんですよね。

「よし!じゃあ、さらに準備を整えて新たなクエストを受けよう!」

みたいな。

本当に無骨なオープンワールドアクションRPGだと思います。

「ボーン」システムについて

最も特徴的な「ポーン」システム

そして、『ドラゴンズドグマ』の最も特徴的なシステムが「ボーン」と呼ばれる従者です。

一般的なRPGは一度仲間になると基本ずっと一緒に行動を共にしますし、徐々に愛着も湧いてきます。

『ドラゴンズドグマ』もご多分に漏れず主人公の覚者以外に3人のボーン(従者)で旅をします。

…というより「旅ができる」という表現がいいかも知れません。

ボーンには「メインボーン」が一人。

メインボーンはレベルを上げることが可能でジョブチェンジも出来ます。

また、死んでも”リム“と呼ばれる異界から呼び戻し復活が可能。

メインボーンは最後まで旅を共にする従者たなります。

そして、旅のパーティーは覚者とメインボーン以外にも2人の「サポートボーン」を連れることが可能です。

ただし、サポートボーンはレベルが上がりません。

そのため、主人公のレベルが上がったり、難易度が高いエリアを探索する際は、よりレベルの高いボーンへと”乗り換え”を行っていく必要があるのです。

簡単に言えば、サポートボーンは「傭兵」なんですよね。

当初、このシステムは「キャラに愛着が沸かない」と思い、あまり好きではありませんでした。

けど、

  • パーティー編成の容易さ
  • 対価を払ってレベルの高いボーンを雇える優越感

などのメリットが非常に大きいので「凄く考えられたシステムだな」と大好きになりました。

時間を重ねるごとに愛着が沸くポーン

モッサリだが派手な戦闘

モッサリだけど派手

次にバトル(戦闘)についてですが、はっきり言ってスピード感はありません。

かと言って『ソウルシリーズ』のようなローリング回避やステップもなく、さらにロックオン機能もないので『ドラゴンズドグマ』初見の方はかなり面食らうと思います。

敵の攻撃はファイターであれば盾を使って防御出来ますが、それ以外のジョブは”ダッシュで逃げる”しか出来ません。

確かに不便と思うことはあります。

けど!

それでもバトルは楽しいです!

特に、サイクロプスやグリフィンなどの大型モンスターとの戦いは独特の満足感があります。

とにかく楽しい!!

マジで敵がデカくて、めちゃくちゃ暴れるんですよ!

なので。暴れる敵にしがみついて体勢を崩したり、部位破壊を試みたり…。

ロックオンがないので「どこを攻撃するかはプレイヤー次第」みたいな手探り感覚があるのも良いです。

あと、シームレスバトルなので、グリフィンと戦っていたら、サイクロプスが参戦してきててんやわんやになることもあったりするので、戦いながら絶望することもありますw

こんな戦闘なので、ポーン達と知略を走らせ、長き激闘の末に討伐したときの満足感はめちゃ高いですよ。

個人的に好きなのはまほうのエフェクト。

とくに、ソーサラーという攻撃型の魔術師が放つ魔法がド派手なので、やたらと迫力があって楽しいです。

賛否が分かれる点

常に不便が付きまとう?

とにかく無骨なつくりである『ドラゴンズドグマ2』。

当然の如く賛否両論があります。

特に”否”で多くの意見を集めたのは「不便」だということ。

先に述べたように、『ドラゴンズドグマ2』はオープンワールドでありながら、容易にファストトラベルが出来ません。

一度クエストに出れば「帰るまでが遠足」なので時間もかかります。

また、重量制限もあるので、持っていきたいものを全て持っていけるとは限りません。

このように、旅を行うのに様々な制約があります

けど、確かに”旅”をしている感覚は存分に味わえるので充実感はあるんですよ。

それが『ドラゴンズドグマ』の旅でありコンセプトなのです。

とはいえ、今の時代にこのコンセプトを突き通しているので、めちゃくちゃ尖った作品であることは間違いありません。

このギャップが賛否両論を生んだ原因だと思います。

ちなみに私は前作もプレイしており、なんとなくこうだろうという予想は出来ていたのですんなり馴染みましたw

予想だにしないハプニングが面白い!

全く予想だにしない行動をすることもw

このように、とにかく無骨な作りの『ドラゴンズドグマ2』ですが、個人的に予想だにしない盛り上がりを見せていると感じています。

特に、Xでは毎日のようにポーンの奇行やバグのようなポストが投稿されており、思わずニヤリとしてしまいますw

これはある意味、ベゼスタ(海外のゲームメーカー)のゲームによくある「バグも含めて楽しんでいる現象」に似ているなとも感じる訳です。

実際、私が初めて雇ったボーンは何故か海に落ちて逝きましたw

このように、本当に予想だにしない事が起きるので、これがクセになったりします。

そういった点も受け入れて旅をすると、また違った楽しみ方が出来ると思います。

総評

ただ、やはり人を選ぶゲームであることは間違いないと想います。

面倒かつ不便と感じる方がいるのは間違いないですから…。

けど、だからこそ味わえる「旅の醍醐味」があるのもまた事実。

難易度もそこまで高くないと思うので、一度検討しても良いゲームだと思っています。

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