この記事では『PS5(プレステ5)』と『XBOXSeriesX(XBSX)』の情報を比較も交えながら紹介していきます。
また、ディスクレスバージョンである『XBOXSeriesS(XBSS)』の情報も併せて紹介します。
※ディスクレスバージョンの『PS5 DigitalEdition』は性能(スペック)がPS5と変わらないため特に紹介しません。
『PS5』と『XBSX』性能比較
まずは『PS5』と『XBSX』の性能を比較していきましょう。
PlayStation5 | XBOXSeriesX | |
CPU | AMD Ryzen”Zen2” | AMD カスタムRyzen”Zen2” |
コア/スレッド | 8コア/16スレッド | 8コア/16スレッド |
GPU | AMD RDNA2 | AMD カスタムRDNA2 |
メモリ | 16GB | 16GB |
グラフィック処理性能 | 10.3TFLOPS | 12TFLOPS |
内部ストレージ | 825GB/SSD | 1TB/SSD |
拡張可能ストレージ | 社外品でも可 | 純正カスタムSSD(1TB) |
入出力転送速度 (ロードに関わる) | 5.5GB/s(Raw) | 2.4 GB/s (Raw) 4.8 GB/s(圧縮Data展開時) |
映像出力 | 4K/8K HDMI2.1 | 4K/8K HDMI2.1 |
物理メディア | Ultra HD Blu-ray | Ultra HD Blu-ray |
フレームレート | 最大120fps | 60fps(MAX120fps) |
下位互換 | PS4(一部互換せず) | 4世代互換 |
レイトレーシング | 対応 | 対応 |
コントローラー | ①アダプティブトリガー ②ハプティックフィードバック | ①ダイナミック・レイテンシー・インプット |
その他機能 | ①3Dオーディオ | ①ヴァリアブル・レート・シューティング ②クイックレジューム |
無線通信 | Wi-Fi6(IEEE 802.11ax) Bluetooth5.1 | Wi-Fi5(IEEE 802.11ac) Bluetooth非対応 |
発売日 | 2020年11月12日(木) | 2020年11月10日(火) |
発表された内容はすべて記載せず、メインとなる機能を抜粋して紹介します。
『XBOXSeriesX』と『XBOXSeriesS』の性能比較
次に『XBOXSeriesX』と『XBOXSeriesS』の性能比較を簡単にまとめてます。
XBOXSeriesX | XBOXSeriesS | |
内部ストレージ | 1T/SSD | 512G/SSD |
映像出力 | 4K/8K | ※WQHD(1440p) |
物理メディア | Ultra HD Blu-ray | 無し |
フレームレート | 60fps(MAX120fps) | 120fps |
4KではないがフルHDの1.3倍の解像度が出せる。解像度を抑えたことで120fpsを実現
PS5周辺機器
PS5は周辺機器もリリースしています。
PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット
3Dオーディオ対応でノイズキャンセリングも搭載。
もちろん、ワイヤレスです。
メディアリモコン
一見普通のリモコンですが、マイクを内蔵しているので声による操作もできるみたいです。
充電スタンド
1つの充電器で2つのコントローラーが充電可能。
個人的に充電スタンドは嬉しい。
あるとめちゃ便利なんですよね。
HDカメラ
これは、確実にPSVR2の布石になりそうです。
CPU比較
CPUは『PS5』と『XBSX』ともにAMDの「Ryzen”Zen2”」を使用。
周波数は
- PS5⇒最大3.5GHzまで可変
- XBSX⇒3.8GHz
となっています。
GPU比較
GPUも『PS5』と『XBSX』ともにAMDの”RDNA”を使用。
ただ、『XBSX』は”カスタムRDNA2”と公表しています。
グラフィックアーキテクチャは『XBSX』が上のようですが、一概に比較はできないかなという印象です。
グラフィック処理性能比較
グラフィック処理性能は
- PS5⇒10.3TFLOPS
- XBSX⇒12TFLOPS
となっています。
数字で見ると『XBSX』が上ですが、もはや違いは分からないレベルだと思います。
コンピューターの処理能力を表す単位。基本単位は「FLOPS(フロップス)」で、浮動小数点(コンピューター内の数値表現)演算を1秒間に1兆回行うことを示す。12TFLOPSの場合、毎秒12兆回の浮動小数点演算を行う。
ストレージ比較
ストレージは両者ともにSSDを搭載でロード時間の高速化を図っています。
ストレージ容量は
- PS5⇒825G
- XBSX⇒1T
となり、『XBSX』の方が容量が多いです。
ただ、外部拡張ストレージについては『XBSX』は純正品のストレージ対応で価格が36,000円とかなり高いです。
入出力転送速度
転送速度はロード時間に関わるもので、この数値が大きければ大きいほどロード時間が短縮されるという認識です。
- PS5⇒5.5GB/s(Raw)
- XBSX⇒2.4 GB/s(Raw) 4.8 GB/s(圧縮データ展開時)
結構大きな差が出てます。
また、『PS5』側はPS4とロード時間比較にかなり具体的な数字を出しています。
- PS4:1GBあたりのロード時間は20秒
- PS5:2GBあたりのロード時間は0.27秒
実際、PS5はソフトインストール以外ではロード時間がほとんどありません。
映像出力比較
映像出力については両者変わらないのですが、『XBSX』は「真の4K」と謳っています。
これはおそらく「ネイティブ4K」という事を言いたいと思うのですが実際のところはよくわかりません。
実は4Kには「ITU-R」と「DCI」の2つの4Kがあります。「ITU-R」は映像業界規格。「DCI」は映画業界規格で「DCI」の方が要求性能が高めになっています。
下位互換比較
下位互換については『PS5』はPS4の下位互換は可能です(一部は互換不可)。
一方、『XBOXSX』は初代XBOXまで下位互換が出来るとの事。
これは凄いです!
リマスター版は必要なくなりますね。
その他機能比較
3Dオーディオ
通常のテレビスピーカーからも3Dサウンドのような迫力を味わえるというものですが、正直分かりませんでした。
ただ、サウンドバー・ヘッドホンでの出力・迫力は段違いに凄いです。
クイックレジューム
複数のゲームを中断状態からほぼ瞬時に再開できる機能。
スタンバイモードからの復帰が、同時進行中の複数のゲームにおいても可能になるという認識です。
PS5でも似たようなことが出来ますが、これは『XBSX』の方が優れてそうです。
まとめ
次世代ハードが発売され数か月が経過しました。
まだまだ入手困難な状況が続き、新しいゲーム体験を待ち望む状態は続いています。
もちろん、どちらを買おうか悩んでいる人もまだまだいると思いますので、そういった方にも少しでも参考になれば幸いです。
※TOP画像(PS5)『ファミ通.com』より引用
※TOP画像(XBSX)『ファミ通.com』より引用
コメント
コメント一覧 (2件)
ついに来ましたねPS5の新情報‥!
外観も黒ベースだったのに白!?ってまず思いました。ディスクあるなしの2バージョン展開。
高くなるんじゃないかなって思います。
ソフトもかなりの充実ぶりで気になるものがあります。
コロナの影響もあり発売がどうなるのかは分かりませんが二人で割り勘して発売日当日には欲しいと考えてます。
CPUは2つともRyzenさんなんですね。ゲーミング系に強いと聞いてます。先日PC購入しましたがほんとならRyzenのPCが欲しかったです。価格的に←
デカい気はしていました。将来的にスリムタイプが出たりするんでしょうか。お店でPS5やXboxが並ぶのが楽しみです(^^)
来ましたね!!
今回はゲームソフトだけの紹介と思っていたら、最後の最後に本体デザイン発表でびっくりしました。
初めて見たとき、「デカ!!」て思いましたよw
けど、迫力があって私は好きです。
気になるのは金額ですよね。
CPU・GPUがRyzenで、超高速SSD、さらにコントローラーもかなり高性能ときています。
これを単体で組むと20万を超える位の金額らしいのですが……。
そう考えると、6~7万でも安いと感じてしまう自分が怖いですww
ゲームソフトもやや高くなりそうな予感もします。
とは言え、crystalさんと同様に、店頭に並ぶ姿を早く見たいです!