『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』レビュー(感想) |いわゆる”R-TYPE FINAL2拡張版”。目新しいものは少ないけどボリュームはある。

R-TYPE FINAL3 EVOLVED

満足度5.0/10点満点

今回は『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』のレビューとなります。

前回の『R-TYPE FINAL2』からどのように進化したのかを簡単にご紹介していきましょう。

目次

『R-TYPE FINAL2』の拡張版=『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』

↑『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』公式HPより

基本的に

『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』は『R-TYPE FINAL2』の拡張版

となります。

というのも『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』で収録されている内容には『R-TYPE FINAL2』のステージも含まれているからです。

ゲームを始めた際に行う、機体選択、難易度選択などを行うシステムは全く同じ。

ただ、ステージ選択画面に行くと『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』or『R-TYPE FINAL2』という画面が出てきて、どちらをプレイするのかを選択することが出来ます。

つまり、『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』は『R-TYPE FINAL2』を拡張し、新たなステージを収録した内容であるということになります。

また、『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』では「R公園」と「私の部屋」が追加収録。

いわゆるプレイヤーが所有する機体のギャラリー機能を大幅に拡張したモードが収録されており、固有の機能が搭載されています。

「R公園」はプレイヤー同士の交流の場としても使え、競技制ステージでの仲間を集うのにも良いです。

変わり種の追加要素に「機体の発進シーンのVR化」というのがあり、最初の発進シーンがVR(PSVR2)で体験できるというモードです。

これは、後日DLCで配信予定となっています。

かなり難しい!

個人的に『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』は『R-TYPE FINAL2』よりもかなり難しくなっていると感じました。

『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』自体に収録されているステージは全7ステージ。

『R-TYPE FINAL2』同様に難易度NORMALでクリアを目指そうとしましたが、ステージ3まで行ったところで諦めました。

体感的には『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』のほうが『R-TYPE FINAL2』よりもテクニカルな操作を求められる仕様になっており、かなり熟練した操作が出来る人向けに作られた難易度がNORMALといったところです。

そのため、私は難易度を一つ落としたKIDSでクリアすることが出来た感じです。

また、難易度を下げるに至ったのには「コンティニュー回数制限」があることも起因しています。

NORMALでプレイした際、クリアまでにコンティニューできる回数は10回。

※コンティニューできる回数はプレイを繰り返すと増えるらしい。

1プレイあたり3機の残機があるので、合計30機分のリトライで全7ステージをクリアしなければいけません。

『R-TYPE』は個人によって鬼門となるステージが出来るのも特徴ではありますが、それを踏まえて難易度NORMALでクリアするのは相当至難の業です。

どうしてもクリア出来ないときは「PRACTICE」でチャレンジ

そもそも、相当難しい部類に入る『R-TYPE』ですが、どうしてもクリア出来ないと思ったら迷わず最低難易度「PRACTICE」にすることをオススメします。

というのも、「PRACTICE」は滅茶苦茶融通が利くからです。

「PRACTICE」では…

  • 出撃時やリスタート時にレベル1のフォースを装備している
  • ゲームスピードが遅くなる「SLOW」機能を使用できる

という超便利機能が備わっており、非常に攻略しやすいです。

特に「SLOW」機能が秀逸!

ゲームスピードを遅くすると敵や弾などの動きが見極めやすくなるため、初心者でも落ち着いて弾を避けたり敵を撃破できるようになります。

もっと言えば、難易度の詳細設定で「波動砲のチャージ時間短縮」や「やられた際のパワーアップ維持」までカスタマイズが可能なので、よりクリアに近づく事が出来ます。

「PRACTICE」でステージを把握し、難易度を徐々に上げていくのもいいと思います。

もっと深く遊びたいならDLCでステージパスを購入

『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』では、『R-TYPE FINAL2』で収録されたステージを含め20ステージがプレイできますが、「それじゃ足らない!」という人にはステージパスがオススメです。

シーズンパスでは、歴代の『R-TYPE』シリーズから厳選したオマージュステージが容易されており、さらに超絶美麗のグラフィックへと進化を遂げているため、感動もひとしおです。

現在(2023年5月時点)発売されているステージパスは3種類あり、1種類に対し7つほどのステージが収録。

3種類合計21ステージを追加できることになります。

これらを合わせると、『R-TYPE FINAL2』含めて合計41ステージ分を存分にプレイ出来ることになるのでお腹いっぱい遊べること間違いなしです。

DLCには「オマージュステージSET”〇”」というステージ数が少ない安価版もあるので購入の際には気を付けてください。

総評

正直なところ、『R-TYPE FINAL2』をプレイしていた私からすると追加7ステージというのはちょっとボリューム不足感を感じずにはいられませんでした。

『R-TYPE FINAL2』同様に途中でステージ分岐があればより楽しめたとは思うので、その部分は踏襲してほしかったですね。

けど、『R-TYPE FINAL2』をプレイしていない人向けに言えば、『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』はかなりオススメであることは間違いなしです!

相当遊べると思います。

特に、シューティングゲームに興味があってもその難易度からチャレンジを控えていた人も、難易度「PRACTICE」のおかげで超遊びやすくなっています。

PS5のみで発売されているだけあり、グラフィックも超キレイなので、ぜひ挑戦することをオススメしたい作品です。

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