今回は『ベヨネッタ2』のレビューになります。
2014年にWiiUで発売され、2018年にSwitch版も発売となっています。
『デビルメイクライ』と双璧を成すハイスピードバトルアクションとして今も尚高い人気を誇る『ベヨネッタ』。
発売から年月は経っていますが、色褪せない面白さがあります。
『ベヨネッタ』の魅力はベヨネッタに詰まっている
『ベヨネッタ』は、後で説明する”∞クライマックスアクション”というハイスピードバトルが売りの作品のように思えますが、私の捉え方は少し違います。
これは持論ですが「『ベヨネッタ』の魅力はベヨネッタに詰まっている」と思うんです。
傲慢(ごうまん)でありながら繊細。
華奢(きゃしゃ)な体なのにビルすら破壊する強烈な強さ。
そして何よりセクシーであること。
主人公ベヨネッタに強烈なカリスマがあるんですよね。
ある意味『デビルメイクライ』のダンテに似ています。
「『ベヨネッタ』というゲームをプレイする理由は、ベヨネッタを観たい、プレイしたい。ただそれだけ。」
このシンプルな理由のみで十分成立してしまうんです。
『ベヨネッタ2』では天界・魔界の敵も相手にする
『ベヨネッタ2』の世界観も軽く紹介しておきましょう。
『ベヨネッタ』の敵として登場するのは、魔女である主人公ベヨネッタに敵対する天使や神。
ベヨネッタは魔界の魔獣たちを操って(召喚)神々に対抗します。
「神を狩る魔女」というコンセプトが面白いですよね。
もちろん、この構図は『ベヨネッタ2』でも変わりません。
ただ、今回は魔獣の暴走もあり魔界の敵も相手にするので世界観がより広くなっています。
初代『ベヨネッタ』では天界。
『ベヨネッタ2』では天界と魔界。
この様に世界が広がっています。
今プレイしても楽しい”∞クライマックスアクション”
『ベヨネッタ』のバトルアクションは”∞(ノンストップ)クライマックスアクション”と呼ばれるもので、絶え間ない攻撃とド派手な演出が特徴的です。
とにかくバトルが楽しいんですよ!
技の出の早く、ベヨネッタ自体の動きも早い。
魔獣召喚による”ト―チャーアタック”も派手。
ジャスト回避によって周りがスローモーションになる”ウィッチタイム”は独特の爽快感がある。
更に、敵とのバトルはステージ内が各Verseに分かれ、すべての敵を倒したら”アワード”で即時評価されるのでモチベーションも上がります。
バトルを構成する要素が本当にきれいにまとまっているんですよね。
アクションゲーム好きにはたまらないと思いますよ。
こと、バトルスピードにおいては『デビルメイクライ』より上だと思います。
ロストチャプターでさらなる高みへ
『ベヨネッタ2』のクリアまでの時間は大体10時間くらいとコンパクトにまとめられていますが、クリア後に「ロストチャプター」という敵との連戦モードも用意されています。
バトル自体に非常に爽快感があるため、この「ロストチャプター」がかなり楽しい。
また、「ロストチャプター」のみで出現する敵もいるためよりやりごたえを感じます。
『デビルメイクライ』でいうところの「ブラッディパレス」みたいなシステムなので戦闘狂には持って来いですよ!
総評
2014年発売と時間が経過しているためなかなかフューチャーされにくい作品かもしれませんが、はっきり言って今でもメチャクチャ面白い作品です。
ベヨネッタのカリスマ性・超ハイスピードなバトル展開はとにかくクセになります。
ゲームボリューム的にもコンパクトにまとまっているのでサラリと遊べてしまうのもいいところ。
かなりオススメの作品です。
以上、『ベヨネッタ2』のレビューでした。
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