今回は『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』になります。
可愛らしいキャラクターなのでゲーム難易度も優しめかと思っていましたが、想像を超えるほどかなり難しいゲームでやりごたえバツグンのゲームでした。
それでいて、本編以上にハマるパーティーモードが豊富なので、ライトに遊びたい人にもうってつけです。
今作『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』のレビューは、SEGA様より商品提供がありレビューに至っています。
基本的な遊び方
分かりやすい超シンプルなシステム
『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』 の遊び方は超シンプル。
カプセルに入ったプレイヤーを転がしてゴールに向かうのみです。
ステージボリュームは数十秒でクリアできる短さで、”慣れれば”あっという間にクリアできます。
また、ステージ上に配置されたバナナを獲得することでポイントが入り、ポイントショップでフォトモード機能解放・ステージギミック解放と様々なカスタマイズが出来ます。
300以上のステージが収録されたスーパーボリューム
『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』は 1つ1つのステージがコンパクトにまとまっている分、収録されているステージが非常に多いです。
ストーリーモードだけでも100以上のステージが用意されています。
それだけではありません。
ポイントによる機能解放で、ゴールからスタート地点に向かう「リバースモード」や、コースに配置されているバナナをすべて避けてクリアする「ダークバナナモード」などがあり、同じステージでも全く違う遊び方が出来てしまうんです。
これが遊びの幅を大きく広げます。
豊富なカスタマイズ機能
ポイントを使用することでモードの開放が出来ることはお話ししましたが、さらにキャラクターのカスタマイズも相当豊富です。
使用できるキャラクターに加え、キャラクターの部位ごとに豊富なアクセサリーが用意されているのでキャラクタークリエイトをする楽しみも存分に味わえます。
私はすぐに『龍が如く』シリーズの桐生一馬に切り替えて遊びましたw
ちなみに、桐生一馬でプレイするとステージに配置されているバナナがスタミナンXに変わるという細かい配慮もされているんですよ。
これだけでも気分が相当変わります。
可愛い見た目と裏腹に、難易度が非常に高い!
この『スーパーモンキーボール』というゲーム。
とても可愛いキャラと世界観が特徴的ですが、もう一つ特筆すべきことがあります。
それは
難易度が非常に高い
ということです。
というのも、“キャラクターを転がして進む”という性質上、慣性が働いて思うように操作が出来ないのです。
そのため、まっすぐ進むということもままならず、方向転換するのも一苦労。
“馴れ”が必要なんですよね。
意のままに動かせない難しさがあります。
それに加えて、攻略するステージも最初は簡単ですが、徐々に難易度が跳ね上がっていきます。
中には「これ、どうやってクリアするの?」というステージもあり、何度もリトライを繰り返すことになることも。
とは言え、いたずらに難しいだけではなく救済措置も用意されています。
1つは「お助けモード」という機能。
制限時間が2倍になり、ゴールまでのナビゲーションが表示されます。
さらに、任意でスローモーションにすることが出来るので、状況を見極めやすくなりクリアへの足がかりにすることが出来ます。
「それでもクリアが難しい!」と思ったらもう1つの機能「クリアーしたことにする」を使えばOK。
文字通りそのステージをクリアしたことにして次のステージへチャレンジできます。
逆に言えば、それだけ難しいという事になります。
本編以上に楽しいパーティーモードが◎
ストーリーモードでクリアを目指すのも良いですが、個人的には本編以上にパーティーモードが楽しめました。
というのも、パーティーモードがかなり充実しているんですよ。
遊べるモードは…
- モンキーテニス
- モンキーレース
- モンキービリヤード
- モンキーゴルフ
- モンキーボーリング etc
など、10以上のモードがあります。
特に私はモンキービリヤードをずっとやっていましたね。
玉の弾道や的玉の弾道も出るので非常に遊びやすくて面白いんですよ。
なので、ストーリーモードでちょっと疲れた時はパーティーモードに切り替えて気持ちをリセットしたりしてました。
…というより、ストーリーモードそっちのけでパーティーモードで遊んでたかなw
それくらい面白いです。
気になった点
先にお話ししたように、このゲームは想像以上に難易度が高いです。
それを加味して「お助けモード」も用意されていますが、それでもクリアが難しいステージがたくさんあります。
そもそも「お助けモード」があまり意味のないほどの難関ステージが多いんですよね。
人によってはボッキリと心を折られることも多そうだなと感じました。
救いなのはストーリーモード以上にパーティーモードが面白いので、気分転換がしやすいというメリットはあります。
慣れてくればRTA(リアルタイムアタック)で最速クリアを目指す楽しみも出てきますので、リトライを繰り返しながらコツコツとスキルを磨いていくのがいいかもしれません。
総評
当初私が考えていた「比較的難易度が低くサッと遊べてしまうゲーム」という概念は、良い意味で覆される結果となった『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』。
まさか、これほど奥深く遊べるゲームとは想像もしませんでした。
たしかに難易度が高くもどかしさを感じることはありますが、リトライが非常に容易だし、パーティーモードで気分転換も出来るのでサッと遊べる割にドップリとハマってしまう魅力もあるんですよね。
「子供向けのゲームかな?」と思っている人は期待を裏切る難易度に驚かされると思いますよ(もちろん、私もその1人でした)。
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