今回は『トライアルズ フュージョン』のレビューになります。
発売日は2014年。
かなり前ゲームではありますが、強くオススメできるゲームです。
キャッチコピーは
リトライが止まらない!!
非常に中毒性が高いゲームです。
非常にシンプルで、遊ぶ人を選ばない間口の広さ!
そもそも『トライアルズ フュージョン』とは、どんなゲームなのか?
シンプルにまとめると
シングルプレイ中心のバイクレースゲーム
です。
それぞれの難易度に合わせたコースがいくつも用意されており、そのコースをクリアすることで次の難易度のコースにチャレンジするといった”コースクリア型”のゲームになります。
また、『トライアルズ フュージョン』のコースですが、画面自体に奥行きはあるものの走破するコース自体は”決められた直線上しか走れない”様になっています。
そのため、バイク操作が非常にシンプルにまとまっています。
バイク操作は3つのみ。
- アクセル
- ブレーキ
- 重心移動
たったこれだけです。
また、1コースをクリアするのにかかる時間は1~2分ほど。
たいしてミスもしなければ、これくらいでクリアできてしまいます。
そのため、
サッと遊べてしまうとっつきやすさ
があり、プレイする人の間口を選ばないのが特徴的です。
ただ間口が広いだけではない”奥の深さ”
とは言え、最初からバイクを意のままに操作できるほど簡単なのかというと、そうでもありません。
プレイすると感じると思いますが、最初はミス(転倒)せずに走ることすらままなりません。
いきなりアクセル全開で走りだせば、バイクがウイリーして転倒してしまいます。
また、スピードが出ている状態で急ブレーキをかければ、これまたあっさりと転倒します。
”程よい加速と減速”、そして、ライダー(プレイヤー)の”重心”の置き方を少しづつ習得することで、徐々にバイクを意のままに動かせるようになっていきます。
チュートリアルステージもちゃんと用意されているので、その点は安心できます。
更に、上級テクニックとして「リーン」や「バニーホップ」を習得すると、これまで越えられなかった障害物も超えられるようになり楽しさが倍増します。
極めれば、後輪だけでウイリーしながら走れるほどになります。
このように、アクセル・ブレーキ・体重移動というたった3つの操作だけでも、やれることが幅広くある為、”奥の深さ”が伺えます。
コースの爽快感がたまらない
『トライアルズ フュージョン』でハマるポイントとして挙げられることとして、
今まで経験したことがないような”爽快感”
があります。
フルスピードでジャンプを決め、浮遊感を味わいながら、コースのギミック(爆発等)を堪能する。
はたまた、ジャンプ中にトリックを決め、スタントマンのようなプレイに酔いしれる。
『トライアルズ フュージョン』には、このような要素が数多くあります。
そのため、同じコースでも、何度も何度もプレイしたくなる”中毒性”を持っています。
リトライが止まらない!その理由は……
このように、”爽快感”という部分でも十分なのですが、リトライが止まらない理由がもう1つあります。
それは
ロードを全く挟まない復帰の早さ
にあります。
コースを走破する際に”ミス”と判定された場合、チェックポイントからやり直しになるのですが、ミスしてから復帰するまでに一切のロードを挟みません。
そのため、気持ちを削がれることなくプレイし続けることができます。
ちなみに、ゲームオーバーとなる要素は2つ
- 1コースを30分以内にクリアできなかった
- 1コースのミスの回数が500回に達した
この2つの内の1つを満たすと、ゲームオーバーになります。
ここまで達することは最高難易度「エクストリーム」以外ないので、ガンガン進むことができます。
そのため、止め時を失って没頭してしまいます。
本当の奥深さは難易度”エクストリーム”以上にある
『トライアルズ フュージョン』で用意されている難易度は5つ。
- ビギナー
- イージー
- ミディアム
- ハード
- エクストリーム
ビギナーからハードまでは、3時間もあればクリアできます。
また、プレイを重ねることで、自分のスキルが向上していくのがはっきりわかります。
問題は、最高難易度「エクストリーム」。
ここからが本番といってもいいでしょう。
ここに到達すると、ウソのように難易度が跳ね上がります。
コース自体は、今までのコースと同じくらいの長さで、たいして差はありません。
それなのに、上記に述べたゲームオーバー要素に引っ掛かりまくるほどの難易度です。
1コースに500回ミスしてもクリアできないほど超高難易度。
とにかく、今まで会得したスキルを体に何度も染み込ませ、幾多のトライ&エラーを繰り返した先にクリアが待っています。
そのため、クリアできた時の感動はひとしおです。
一生かかっても遊べないほど作られた”トラックセントラル”
『トライアルズフュージョン』は、用意されたコースを走破するだけではありません。
「コースエディット」という、自分でコースを作れる機能があります。
「マリオメーカー」のようなものですね。
ただ、この「コースエディット」にはチュートリアルが無いので、自分で作るのはかなり難しいです。
ここで作ったコースは、ゲーム上でアップすることができアップされたコースを”トラックセントラル”で遊べます。
この”トラックセントラル”。
これまで、ユーザーが作ったコースの数は187,040コース(2019年11月3日現在)
一生かかっても遊びきれません!
中には、ものすごく凝って作られたコースもあり本当に楽しいですよ。
まとめ
はっきり言って、この『トライアルズフュージョン』を始めとする『トライアルズ』シリーズは、日本ではあまり知られていません。
ただ、知られないまま忘れ去られるには非常に惜しい作品です。
一度ハマるとずっとやり続けてしまうほど強い”中毒性”があり、非常に長く遊べます。
以上『トライアルズフュージョン』のレビューでした。
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