先日BSプレミアムで『全ファイナルファンタジー大投票』が放送されました。
放送時間が遅かったこともあり、私は録画して次の日に見ました。
率直な感想は「まさか、こんなにディープな内容で、こんなに感動するとは思わなかった」です。
今回は、『全ファイナルファンタジー大投票』の内容を簡単に振り返るとともに、見終わったあとの感想をまとめました。
出演者が”ガチ勢”過ぎてビビるw
『全ファイナルファンタジー大投票』で出演されていた方をおさらいします。
- 西川 貴教(TMレボリューション)
- 小松 宏司(アナウンサー)
- さやわか(ゲーム評論家)
- 前山田 健一[ヒャダイン](音楽クリエーター)
- 椿 彩奈(タレント)
- 田中 道子(女優)
- 今立 進(エレキコミック:芸人)
- 加藤 英美里(FFⅪ:Lilisette役)
- 立花 慎之介(FFXIV:アルフィノ・ルヴェユール役)
- 平田 広明(FFⅫ:バルフレア役)
- 鈴木 達央(FFXV:ノクティス役)
- 森田 成一(FFⅩ:ティーダ役)
- 植松 信夫(作曲家)
- 天野 喜孝(キャラクターデザイナー)
- 伊賀 拓郎(ピアニスト)
- 櫻井 孝宏(FFⅦ:クラウド役)
- 青木 まゆこ(FFⅩ:ユウナ役)▶手紙にて
実際にゲームに携わった方はともかく、出演している芸能人の方のトークがあまりにもガチすぎてビビりました。
みんな、ファイナルファンタジーを相当やり込んでいるようで、「『FFⅤ』のオメガで、最初敵と思わず話しかけて全滅した」「『FFⅥ』の魔列車がフェニックスの尾で倒せる噂」みたいな話まで言及されていて、結構驚きです。
「……この人たち、”ガチ”だ」と感じると同時に、一気に親しみがわいた感じです。
役者さんの裏話がたまらない!
『全ファイナルファンタジー大投票』には、実際にファイナルファンタジーに関わった多くの役者さんが登場。
更には、ファイナルファンタジーの音楽に携わってきた植松 信夫さんまで登場するという豪華さ。
これだけでも見ごたえあります。
もちろん、開発中の裏話も満載でしたので、一部紹介していきます。
『FFXV』のアフレコは7年かかった
『FFXV』で主人公のノクティス役を務めた鈴木 達央さんが話していましたが、アフレコ(セリフ録音)だけで7年かかったと聞いてちょっとびっくりしました。
確かに、『FFXV』は開発期間が非常に長い作品でしたが、まさか7年もかかっていたとは驚きでした。
また、セリフの収録中にケンカになった話も出てきましたね。
役者の皆さんの”本気”がひしひしと伝わるいい話です。
モーションキャプチャーは”裸”で収録?
『FFⅩ』で主人公のティーダ役を務めた森田 成一さんの話。
モーションキャプチャーについて、当時はモーションキャプチャーのセンサーを、肌に直接貼りつけてやっていたとのこと。
これが肌に負担がかかり、痛くなるので、ラッシュガード(マリンスポーツ用のアンダーウェア)を着て、マジックテープでどこでも付けれるようにしたのが、現在のモーションキャプチャーに取り入れられたとのことでした。
なので、今見ているモーションキャプチャーの風景は、意外にもゲームから始まったのか?と歴史を感じましたね。
『ビックブリッジの死闘』は捨て曲だった?
これは超意外でしたね!
歴代のファイナルファンタジーの音楽を手掛けてきた植松 信夫さんが、実際にそう仰ってました。
植松さん的には「スピーディーなバトル展開に合うだろう」位の”ノリ”で作った曲なので、あまり思い入れがなかったとのことです。
えっ?
めちゃ名曲じゃないですかw
それはヒャダインさんも同じだったようで、「なんでですか!」て突っ込んでたところで思わず笑ってしまいました。
それと同時に、”ノリ”であんな名曲が作れちゃう植松さんの才能も凄いと感心しっぱなしでした。
『ザナルカンドにて』の生演奏に涙
ファイナルファンタジーの好きな音楽で1位に輝いた曲『ザナルカンドにて』(FFⅩ)。
これを、ピアニストの伊賀 拓郎さんが演奏したんですが、本当に素晴らしかった!
涙がでました。
確かに『FFⅩ』のストーリーが、走馬灯のようによみがえってくる感覚もあるんです。
けど、
なんだろ、
なんて表現したらいいのか分からないんですけど、『音が生きている』ような、『思い出とともに包み込まれるような感覚』になって、気づいたら泣いてましたね。
ユウナからの手紙で号泣
最後に、FFⅩでユウナ役を演じた青木 まゆこさんの手紙。
青木 まゆこさんは、現在一線を退き引退されているとのことです。
ティーダ役を演じた森田 成一さんにあてた手紙で、それを森田 成一さんが読み上げるんですが、
……
感動して号泣です。
森田 成一さんも青木 まゆこさんも、『FFⅩ』という作品でともに仕事をした仲間なので、2人の間にはたくさんの思い出があったでしょう。
読みながら、森田さんの声が詰まるんですよね。
2人の『FFⅩ』への想いが、画面越しでもひしひしと伝わってくるのがたまらなかった。
出演者の方も泣いてましたね。
西川 貴教さんも、涙をこらえるのが精一杯みたいで、その姿も凄く印象的でした。
手紙の最後は『ありがとう』で締められていました。
これは、エンディングでユウナがティーダに言ったセリフでもあるんですよね。
この言葉を聞いた時、ユウナの姿がフラッシュバックして、また号泣しました。
『全ファイナルファンタジー大投票』を見終えて…
『全ファイナルファンタジー大投票』を見終えた後に思ったことは、「こんな素敵な作品をプレイ出来てよかった」ということ。
子供の頃から、慣れ親しんだものなので、たくさんの思い出があるんですよね。
特に『ファイナルファンタジー』シリーズは、勇気をもらうことが個人的に多いです。
今回の『全ファイナルファンタジー大投票』を見て、「ああ、自分はFFに勇気をいっぱいもらっていたな」ということを思い出しました。
そして、そんな思いを呼び覚ましてくれたこの番組と出演者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
以上、『全ファイナルファンタジー大投票』を見終えての感想でした。
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