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【レビュー】今ではダウンロードできない史上最”怖”のゲーム『P.T』について語る

P.T▶ゲームレビュー

P.T』というゲームをご存知でしょうか?

2014年8月に、PlayStation Network(PSN)より何の前触れもなく、突如無料配信されたゲームです。

当時、私は何も知らず、ネットで「とにかく怖いゲームがある。しかも、そのゲームは2015年4月29日以降はダウンロードできなくなる」という噂を聞きつけ、急遽ダウンロードしました。

感想ですが……、

今まで体験したゲームの中で、最も怖いゲームでした。

このゲーム、『メタルギア』シリーズで有名な小島秀夫氏が制作したことでも有名となっています。

小島監督は、『Death Stranding(デス・ストランディング)』制作後、次の作品にホラーゲームを検討しているという噂があります。

今回は、そんな小島秀夫氏が生み出した『P.T』というゲームについて少し紹介していこうと思います。

※今回は、画像を挟まず”文字だけ”で”表現していくことにチャレンジしてみます。

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本当に何の前触れもなく出てきた

2014年8月14日。

このゲーム、本当に何の前触れもなくいきなり現れました

  • タイトル名:P.T
  • 開発元:7780s STUDIO(Konami Digital Entertainment)

当時は、「名前も知られていないインディーズ会社が出したホラーゲーム」くらいの印象だったのではないでしょうか?

私も、全く知らないまま時が過ぎていきます

ある日、いつもの様に「何か面白いゲームないかな?」とネットサーフィンしていると……

「『P.T』というとんでもないホラーゲームがある。しかも、小島秀夫が手掛けているらしい。さらに、このゲームは、2015年4月29日以降はダウンロードができなくなる

という情報を見つけます。

えっ?!小島監督!!

ポリスノーツ』や『メタルギア』シリーズのファンであった私に、ダウンロードしないという選択肢はありませんでした。

ヤバい!早くしないと遊べなくなる!

と思って、慌ててダウンロードした覚えがあります。

操作方法

ゲームシステムは、主人公を1人称視点で操作。

  • 移動する
  • 視点を近づける(アップ)

操作はたったこれだけです(正確にはこれだけでない)。

目的が全く分からない

通常のホラーゲームだと、「大ボスを倒して脱出する」といった、”ゲームの目的が明確化”してます。

『P.T』は、

ゲームの目的がまったくわかりません。

分かっているのは、「家の中にいる」ということだけ。

とはいうものの、家がべらぼうに広いわけではなく、つくりは非常にシンプルです。

ほぼL字型の廊下を進むだけ。

ただこれだけです。

室内の状況

時間は夜

窓に打ち付ける雨音で、外は雨が降っていることを認識できます。

そのため、室内は異常に「暗い」です。

そのほかにも

  • 無造作に散らかった廊下
  • 時間が進まないデジタル時計
  • 何を伝えているのか分からないラジオ放送
  • なぜか受話器が上がったままの電話機
  • 誰のものか分からない写真

と、何一つ正確に把握できない状況です。

分かっているのは「普通ではない状況」ということだけ。

そう、普通ではないということだけ……………………。

「閉塞感」と「異変」と「何かが”いる”」という怖さ

閉塞感

このL字の廊下。

突き当りの扉を開けて、進むとなぜか最初の扉に戻ります

進めど進めど、戻されます

ここで初めて、感覚的に「この家から脱出しなければいけない」という目的を認識します。

外に出たいのに、なぜか戻される」という状況に、次第に”閉塞感”を感じ始めます。

異変

しかも、このループを繰り返すごとに、家の状況が部分的に変化していきます。

  • ついていたはずの電気が一部消えている
  • ラジオの音がノイズのみになっている
  • しまっていた扉が”少しだけ”空いている
  • 写真に謎の””が開いている
  • 壁に意味不明の文字が書かれている

など、ループするごとに、どこかに異変が現れだします

少しだけ空いた扉

上記で述べた

※しまっていた扉が”少しだけ”空いている

についてですが、

さらにループを繰り返すと、

扉がいきなり締まります

しかも

締まる瞬間に人影が見えます。

私は、この瞬間に初めてコントローラーを投げてしまいましたw

なにかが”いる”

さらに追い打ちをかける”異変”が発生します。

自分の足音とは別に、”後ろで足音がし始めます”。

しかも、

”人とは思えないうめき声のような音”

も、し始めます。

…そうです。

自分の後ろに、「誰か」が確実にいるのです。

もう一度言いますが、このゲームは”1人称視点”です

カメラワークだけで、自分の後ろを確認することができません

確認するには、自身で振り返らなければいけません

振り返らなければいけないのです。

”恐さ”と”怖さ”の違い

ここで簡単に”恐さ”と”怖さ”の違いについて、他のゲームを例に説明していきます。

ホラーゲームの代表格といえば『バイオハザード』シリーズがあります。

これは”恐い”ゲームになります。

それと比べて『P.T』は”怖い”ゲームです。

違いはこうです。

恐さ”と”怖さ”の違い
  • ”恐さ”=客観的
  • ”怖さ”=主観的

『バイオハザード』の場合、相手が”ゾンビ”であり、実際にそれを視覚で認識することができます

身の危険は、ゾンビの行動を観察することで、客観的に判断することができます。

『P.T』は相手が分かりません

音や気配を手掛かりに「何かがいる」ということはわかるのですが、視覚で認識することができないのです。

そのため、身を守る手段が分からず、「何とかしたい!」という思いが強くなるので、主観的になります。

そして『P.T』では、見えない”何か”にどうすることもできません

初めてゲームで心から叫んだ

意味も分からず家の中にいて、ただでさえ薄気味悪い廊下を”歩く”ことしかできない。

廊下を抜けたと思ったら、もとの場所に戻される。

しかも、家の様子は次第に異様さを増していき、見えない”何か”が、あとをつけている。

あまりの怖さに振り返ることもできない。

逃げたいのに、行けども行けども、もとの場所に戻される。

目のまえで、少しだけ空いた扉が勢いよく閉まる。

一瞬、人影が見える。

驚いて立ち止まる。

振り返って戻りたい!!

けど、後ろには”何か”がいる。

振り返れない!

恐怖で立ちすくむ。

怖い!

怖さを感じながらも、どうすることもできず振り返る。

すると!!

……

……………………

という具合です。

もちろん、この先も”怖さ”全開です。

私は今まで『バイオハザード』や『弟切草』など、様々なゲームをやってきました。

けど、『P.T』ほど、心の底から恐怖で叫んだことはありませんでした。

「7780s STUDIO」の意味

『P.T』の開発元である「7780s STUDIO」ですが、これには意味があります。

「7780」は、静岡県の面積を意味します(正確には7,777㎢)。

「s」は静岡県を意味します。

そして、静岡県ですが、

  • 静➡静か➡サイレント
  • 岡➡丘➡ヒル

そう、

『サイレントヒル』という意味です。

『P.T』は、『サイレントヒル』の続編を意味する「プレイアブル・ティーザー」であり、”ティーザー広告”でもあったのです。

ティーザー広告とは?

伝えるべきことを、意図的に隠し、注目を集める広告手法

『P.T』がダウンロード中止になった理由

『サイレントヒル』の続編には、小島秀夫監督をはじめ、映画監督のギレルモ・デル・トロ監督や、『デスストランディング』で主人公を務めたノーマン・リーダスがモデルとなる予定だったと聞きます。

それがなぜか製作中止となりました。

中止については、様々な憶測がありますが、正確な理由は今も不明です。

『P.T』が『サイレントヒル』のティーザー広告であったたため、本編が中止となった以上、『P.T』も露出禁止になった。

これが理由とされています。

その後、小島監督はKONAMIを去り、独立しました。

まとめ

本音を言えば、「『サイレントヒル』の続編が出なくても、『P.T』は継続してダウンロードできるようにしてほしい」です。

こんな怖いゲーム、今までやったことがないし、みんなにも体験してほしいという気持ちが強いです。

小島監督は、次回作はホラーゲームを作ることに意欲的みたいです。

是非『P.T』のようなゲームを製作してくれることに期待し、首を長くして待ちたいと思います。

以上、『P.T』のレビューでした。

※『P.T』のプレイ動画はYouTubeでもたくさんありますので、検索してみてくださいね。

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